ストレスマネジメントで人材離れを防ごう!経営者が取り組むべき対策

ストレスマネジメントとは

ストレスマネジメントとは、企業としてストレスとの付き合い方を考えることであり、社員にかかる負荷をコントロールし、適切な対策を講じることによって管理することを指します。 ストレスによる影響は各社員の感じ方や耐性によって異なるため、一律に考えるのではなく、社員一人ひとりの人格に焦点を当てた、きめ細やかな対策を見いだすことが大切です。

ストレスの正体に気づくことが重要

適切なストレスマネジメントを行うためには、まずストレスの正体を明確に把握することが重要です。 ストレスとは、生活に伴う負担を感じたときに生まれる感覚のことです。ストレスの原因となるさまざまな要因は「ストレッサー」、ストレッサーの刺激への反応を「ストレス反応」と呼びます。 ストレッサーは、大きく5種類に分類されます。

  • 心理・社会的ストレッサー:上司・部下・同僚との人間関係、長時間労働や複雑な業務内容、大きなプロジェクトなどがもたらす責任やプレッシャーなど
  • 身体的ストレッサー:持病、体調不良、怪我、睡眠不足、空腹、生理痛など
  • 物理的ストレッサー:外気温、エアコンの設定温度、照明、騒音など
  • 化学的ストレッサー:タバコ臭、ホコリ、大気汚染、有害物質など
  • 生物学的ストレッサー:ウイルス、細菌、カビ、スギ花粉など

人はこれらのストレッサーからストレスを受けると、心身に変化が起こります。これをストレス反応と呼びます。ストレス反応は3つに分類されます。 1つめは身体的反応です。疲労感やだるさを感じ、肩こり・めまい・不眠・動悸・頭痛・食欲不振といった症状があらわれます。 2つめは心理的反応です。不安感、焦燥感、抑うつ感などが生じ、集中力が低下してミスなどが多発します。 3つめは行動的反応です。生活に乱れが生じ、遅刻や欠勤をするようになったり、作業能力も低下したりします。同僚への暴言も問題ですが、中には暴力を振るってしまう人もでてきます。ストレス解消を目的とした過剰な飲食もこれに該当します。

ストレス反応は現象として把握しやすいのですが、ストレスマネジメントにおいて重要なのは、その原因であるストレッサーを解明することです。

ストレスマネジメントの方法

ストレスマネジメントは、「ラインケア」と「セルフケア」に分けて行います。社員の所属ライン上にある直属の上司や管理職が行う対策がラインケアで、セルフケアは社員本人が行うストレス対策です。

上司や管理職によるラインケア

上位者が部下の不調を早期に察知し、メンタルケアなどを行います。声がけや相談に乗ることから始まり、必要に応じて受診を勧めるなどの対策が求められます。 上司や管理職は、社員に直接的に働きかけるだけでなく、主要なストレッサーを解明し、それを排除するべく社内の環境を整えなければなりません。これにはハード面だけではなく、社員が悩みを打ち明けやすくする雰囲気作り、仕組み作りといったソフト面での環境整備も含まれます。

本人が行うセルフケア

社員が自分自身で行うストレス対策をセルフケアと呼びます。 ストレスは、深呼吸やストレッチ、適度な運動、本を読むなど、職場でできる簡単な活動でも解消可能です。ただし、ストレス解消法は個人によって向き不向きがあり、ある人にとってはストレス解消法となっても、別の人にはストレッサーになることもあります。 このため、社員それぞれが自分に合ったストレス解消法(コーピング)を見つけることが重要です。そして、会社が組織的に教育を行い、社員にセルフケアの重要性を学ばせるとともに、社内外でできる自分なりのストレス解消法を見つけるように指導するようにしましょう。

ストレスコントロールのために企業ができること

企業総体としてストレスをコントロールするための有用な手段に、ストレスチェックとストレスマネジメント研修があります。

現状を知るためのストレスチェック

ストレスチェックとは「社員がどれくらいストレスにさらされているか」、「ストレッサーが何であるか」、「ラインケアが適切に機能しているか」などを把握するために行うものです。通常、チェックリストを社員に配布し、記入されたものを回収して分析します。2015年12月の労働安全衛生法改正に伴い、労働者数50人以上の事業者は、年1回以上、ストレスチェックを行うことが厚生労働省より義務づけられました。

ストレスマネジメント研修

ストレスマネジメント研修は、受講者に対し、ストレスに関する正しい知識を授業形式で教育し、その対処法を修得させ、生産性を向上させるために行います。 研修を修了した社員は、思考のクセやストレッサーが把握できるようになり、自分に合ったストレス解消法を修得してくれるでしょう。また、仕事への取り組みをより肯定的に捉えるためのポジティブ思考や、ストレスマネジメント全体についても学べるため、職場の雰囲気を良くしてコミュニケーションを活性化できます。

まとめ

会社の健全な運営と、生産性向上のためにストレスマネジメントは欠かせません。 ストレスマネジメントにおいては、社員一人ひとりに焦点を当てることが大切です。ストレッサーを明確に把握し、ラインケア・セルフケア双方の対策を適切に行いましょう。ストレスチェックやストレスマネジメント研修といった手段を活用することも有効です。

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