「データ活用」と「コミュニケーション」のベストプラクティス
– イベント開催レポート –

こんにちは!Shopらんチームの上野谷です。
先日、株式会社ジールとの共催セミナー、『チェーンストア企業が今やるべき業務変革~「データ活用」と「コミュニケーション」のベストプラクティス~』を開催しました。チェーンストア企業において、昨今、特に重要な課題としてあげられるのは、「日々変化する環境にいかにすばやく柔軟に対応するか」、「人員が限られる中で、どのように店舗運営を効率化していくか」、ということです。本セミナーでは、このような課題解決のために重要な、「データ活用」と「コミュニケーション」のベストプラクティスについてお話しました。その内容を一部ご紹介します。
毎日店舗運営に苦戦されているチェーンストア企業さまは必見です!

突発対応の連続!でも人手は不足!
そこで重要な本部-店舗間コミュニケーションのあり方 株式会社ドリーム・アーツ カスタマーサクセス統括本部 らんグループ 平井 里佳

コロナの影響で、「店舗では突発反応が求められているが人手が不足している」という企業さまは多いのではないでしょうか。そこで重要になるのが、「本部-店舗間のコミュニケーションのあり方」です。昨今の小売業の状況から、どうすれば「本部-店舗間のコミュニケーション」を改善することができるのか、ご紹介していきます。

コロナウイルスがチェーンストアにどう影響しているか

リアル店舗の運営

  • 物販(スーパ、量販店、アパレルなど)・・・EC、ライブコマースに注力
  • サービス、飲食・・・営業形態が変わり、物販にシフト

 →どの業界も、新たな戦略が求められている

働き手の問題

  • 出勤できない
  • 教育のしなおし
  • 働き方の多様性
  • スキルの差の発生

 →店舗運営のハードルはあがり、本部-店舗間のコミュニケーションが以前よりも重要視されている

最近の小売業の状況

  1. 集客施策
    集客に関する本部からの指示は減少(ソーシャルディスタンス)
  2. 店頭施策
    ・量販店(スーパー、ドラッグ):抑制(日用品の割引をして、人が集まらないように)
    ・ハレ系(アパレルなど):増加(在庫余剰により、店頭で大規模セール)
  3. 業務指示
    環境変化により、イレギュラーな業務指示が増加
  4. 緊急連絡
    作業や報告が必要になり、店舗の負担が増加
  5. 報告業務
    新しく作られた業務に関する報告の増加(アルコール在庫や体調報告)

つまり、店舗で対応する業務は増加しており、しかも突発的、緊急的なものが多いです。
一方で、働き手は不足しているという状況です。このような状況が続くと、店舗が疲弊してしまいますよね。

このようなコミュニケーション課題の原因を整理すると「情報の整理」と「業務サイクル」に集約されます。
このあと「Shopらん」を活用した課題解決イメージをご紹介しました。詳しくは下記の動画をご覧ください! 

→動画視聴はこちらから


最新事例のご紹介(スープストックトーキョー様)

セミナーでは最新事例のご紹介もしました。詳しくはこちらをご覧ください。


データ分析のスペシャリストが開発!「ZEUSCloud」のご紹介
~小売店の店長の経験を持つ社員によるデモンストレーション~ 株式会社ジール データアナリシスプラットフォームユニット マネージャー 横山 慧氏

つづいて、AI、コンサルティング&インテグレーション、BIアナリティクス、管理会計ソリューションを主な事業とする株式会社ジールの講演です。「小売店の店長やスーパーバイザーの業務を変える」具体的なシナリオを、クラウド型データ分析プラットフォーム「ZEUSCloud」をデモンストレーションしながらご紹介いただきました。

スーパーバイザーの1日の業務フロー

一日の業務フロー
↑ クリックで拡大できます

スーパーバイザーの主な業務としては、下記が挙げられます。

  • 売上チェック
  • マネージャー会議
  • 担当エリアへのメール配信
  • 店舗に臨店
  • 帰社後、在庫チェック&商材発注

これらについて、アナログで行っていた業務が、データ分析ツールを活用するとどのように変わるのかについて、デモ画面を用いて説明しました。

たとえば、「売上チェック」においては、下記のように業務を改善することができます。

「売上チェック」業務にデータ分析ツールを使う場合

Before

  • 各店舗からの日報をもとに集計したデータをExcel内で加工
  • CSVをExcelに貼り付けし、データ集計
  • 目標データと実績データを連携させる

After

  • CSVやExcelデータを取り込むと同じ名称のデータは自動で連携される
  • 目標/実績データをグラフで簡単に比較できる
  • 売上分析画面は1~2時間で作成可能

このようにデータ分析ツール「ZEUSCloud」を活用することで、ツールの管理業務が不要となり、本来の分析業務に集中することができ、業務の高度化にもつながります。

「ZEUSCloud」の詳細はこちらからご確認ください。


まとめ

いかがでしたでしょうか?このように「Shopらん(本部-店舗コミュニケーションツール)」や「ZEUSCloud(データ分析ツール)」を活用することで、突発的な指示にも柔軟に対応でき、店舗運営を効率化させることができます。
「Shopらん」をより詳しく知りたい方は、どうぞお気軽にご相談ください。

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