こんにちは。マーケティンググループの上野谷です。
今回のコラムでは、報告業務で役立つ「Shopらん」の使い方を紹介します! Shopらんは、チェーンストア運営におけるコミュニケーションに活用されていますが、報告業務においても幅広く活用いただいております。
店舗運営において、店舗から本部への報告業務は切り離せないものです。たとえば、毎日の売上や在庫状況、売場写真やクレームの報告、QSCチェックなど多岐にわたります。このような報告業務は、店舗・本部ともにさまざまな課題が発生しやすいです。まずは報告業務における課題について、店舗と本部に分けて見ていきましょう!
このように課題の多い報告業務ですが、Shopらんを活用することで効率化できます。
Shopらんの店舗トップページは、Shopらん特有のもので、「店舗にとって今日1日に必要な情報だけが整理」されて表示されます。トップページには本部からの報告依頼が「回答期限が迫ったお知らせ」にToDoとして表示されます。そのため、店舗での作業漏れを防ぐことができます。
Shopらんで報告された内容は、全店舗分をマージして一括ダウンロードすることが可能です。写真で報告された場合も一覧で確認できます。
発注依頼は毎週水曜日締め、週報は毎週金曜日締めなど、業務に合わせて任意の曜日を指定できます。日次、週次のほか月次にも対応していて、任意の日にちで報告させることができます。本部の担当者は一度の回答依頼で、同じ報告業務を複数回登録することもできるので、たとえばQSCチェックのように日に何度も実施する作業もそれぞれ報告させることができます。
本部では、店舗の直近の報告内容を、担当店舗や気になる店舗ごとに確認できます。また、報告内容については一覧でまとめてチェック可能です。一覧画面では対象店舗の報告状況を確認でき、必要に応じて前週、前々週の報告内容も遡って確認することもできます。
報告された内容は期間を指定し一括ダウンロードできるので、対象店舗の結果も簡単にまとめることができます。
店舗からの報告業務を効率化できても、その内容をうまく活用しなければ意味はありません。店舗からの報告内容を、施策の振り返り・現状把握だけに活用していませんか?店舗からの報告は有効な「カイゼン」に活かしましょう。
もし施策がうまくいっていなければ、次はどうするか、なにを変えるべきかなど、いわゆるカイゼンのサイクルを高速で回す必要があります。まず第一歩として、店舗からの報告の目的や位置付けを見直していきましょう。
カイゼンのサイクルを高速に回すためには、店舗からすばやく報告をしてもらい、それをもとに本部側ですばやく集計する必要があります。それを実現するには、Shopらんのような報告業務を効率化できるツールが不可欠となります。Shopらんでは、店舗目線でそのお知らせ・業務指示がわかりやすいかどうかなど、フィードバックを貰える仕組みがあり、活用することで本部が発信するお知らせ・業務指示もブラッシュアップしやすくなります。
店舗運営全体や施策推進における「カイゼン」には、まず、本部からのお知らせ・業務指示が店舗にわかりやすく届いているか、店舗目線で捉えることが重要です。また、店舗から報告してもらって終わりにしてしまうと、ただ店舗の負担を増やすだけになるので事前にその後の運用方法を決めておきましょう。
Shopらんは店舗同士で好事例の共有をすることも可能です。設定によっては、他店の状況の確認もできます。
たとえば売場づくり業務の場合、店舗は携帯のカメラを立ち上げて写真を撮ってそのままShopらん上で報告が可能です。報告された内容はアプリ上(※)で一覧表示が可能なので、売上が好調な他店の売場づくりを参考にすることができます。また、SNS的感覚で「いいね!」など反応をすることもできるため発信店舗のモチベーションにもつながります。
(※売場ノートアプリ)
ぜひShopらんをうまく活用することで、報告業務を効率化していきましょう!
それでは、また定期的に活用ネタをご紹介していきますね。
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