こんにちは、Shopらんチームの三田です。
4月23日と25日、それぞれ大阪と東京で「リアル店舗の価値向上セミナー-人手不足解消・働き方改革に効く!-」を開催!全体で70名以上のお客さまにお申し込みいただき、大盛況のセミナーとなりました。
本セミナーは、10年近く「Shopらん®」を「店舗matic」というブランド名で提供されているパートナーの株式会社ネクスウェイさんとの共催。今回は「店舗matic」のユーザーで、人気アパレルブランド「SPINNS」などを展開する株式会社ヒューマンフォーラム様にご登壇いただきました!
今回はその内容を一部ご紹介します。
株式会社ヒューマンフォーラム様は、若者に人気のアパレルブランド「SPINNS」をはじめとした5ブランド計32店舗を全国で展開しています。1993年に京都にオープンした大型古着店から始まり、のちに原宿へと進出。今では、オリジナルやセレクトなども含めた幅広い商品ラインアップを取り扱っています。
「SPINNS」は現場主導の店舗運営で成功し、店舗数を増やしていくなかで「店舗matic」を導入。チェーンストア化にも踏み切りました。チェーンストア化にあたっては、本部主導で品揃えや売り場づくりの画一化を進めましたが、売上が大幅に減少。そこで3年前、世間のトレンドが通販に向かうなか、改めてリアル店舗としての「SPINNS」の方向性を下記のように定義して現場主導に立ち戻り、店舗ごとの魅力を最大化していく取り組みを始めました。
新たな方向性のもと現場主導で再出発した「SPINNS」では、本部ではなく現場の店長から発信されたアイデアによる新しい取り組みが次々と始まりました。
インスタ映えする試着室の設置、古着屋×カフェという新業態、売れ残った商品や持ち込まれた古着のリメイクサービスなど、それぞれの店舗で自由な発想から生まれた取り組みが実現しています。
こうした変化を可能にしているのが「SPINNS」独自の文化です。今回ご登壇いただいたSPINNS事業部 関西地区SVの中井様からは、現場での自由な発想を促すための心得を次のようにお話いただきました。
こうした教育を通して「SPINNS」の店長には内発的動機が生まれ、自ら行動を起こしていくエンパワメント現象が起きました。
「SPINNS」独自の教育、エンパワメントで生まれた内発的動機から、情報の分析や売場のチェックなど自ら考えて行動し、店長が経営者としての道を歩み始めました。さらに店長同士が互いに影響し合うことで店長経営者化が徐々に広まり、一店舗ごとの魅力アップにつながっています。
店長経営者化に向けてポジティブに変わっていく「SPINNS」の現場では、自ら新しいシステムを選んで導入したり、新たな施策を考えて実施したりと、常に試行錯誤や進化/挑戦が続けられています。
現場主導だからこそ、本部側での統制やメンテナンスも当然必要。システムも進化していかなくてはなりません。重要なのはシステム自体の性能だけでなく、「活用されるか=企業文化になるか」という点です。
「店舗matic(Shopらん)」を提供するネクスウェイは、ヒューマンフォーラム様の考えに呼応するように、定期的に活用状況のヒアリングや情報交換を実施。今では、ユーザーに寄り添い一緒に進化していくパートナーとなっています。
講演では、参加者からさまざまな感想をいただきました。
ヒューマンフォーラム様のほかにも、「Shopらん」ではさまざまなお客さまの店舗運営の課題解決を支援しています。皆さまの良きパートナーとなれるよう、これからも「Shopらん」は進化を続けます。
店舗運営を効率化したい!魅力的なお店づくりを実現したい!
そんな思いのある方はぜひ、ドリーム・アーツまでご相談ください。
「SPINNS」の方向性