はじめまして、Shopらん開発チームの宮下です!
2020年2月13日(木)に、第1回「ストコミュ!」を開催いたしました。
「Shopらん」史上初となる小規模ユーザー会。今回は6社8名のユーザーさまに、試験的開催にご協力いただきました。
そのうち4社から、「業務アプリを使い倒そう!」をテーマに「Shopらん」の活用事例をLT形式で発表!
参加された皆さまにご満足いただけただけでなく、チームのメンバーにとっても学びが多かった、非常に有意義な会でした。
今回は、その内容を少しだけご紹介させていただきます。
まずはオープニングトークで、ネクスウェイ社の大沼さんからこの会の開催にいたった経緯、会の目指すところをお話しいただきました。
「ストコミュ!」とは、「チェーンストアのための店舗運営コミュニティ」の略称です。
Shopらん/店舗maticユーザーさまのための、濃密で、リアルな情報交換をするためのコミュニティを目指しています!
これまで、「ユーザー会」として1年に1回程度、大きめの規模で開催をしてきました。
そちらは継続して今後も開催していきますが、もう少し小規模でいいから、近い距離感で情報交換したい!とのお声を多くいただいておりましたので、このような会を開催させていただくに至りました。
そして、記念すべき第1回目のテーマは、「業務アプリを使い倒そう!」です。
みなさんのLT、私自身とっても楽しみにしています。よろしくお願いいたします!
クラフトは、グループ会社あわせて約900店舗を展開する調剤チェーンです。
弊社には「リトルチャレンジ」というものがあります。
「リトルチャレンジ」とは、各店舗がそれぞれ工夫して実施している店舗独自の取り組みや施策のこと。それらを全店から集計したうえで、優秀な取り組みの表彰などをおこなっています。
これまで店舗にはグループウェアの掲示板に記入してもらっていたのですが、取りまとめの作業量はかなりのものです。
これを今、業務アプリを作成して、「Shopらん」上で運用を開始しようとしています!
業務アプリの作成にあたっては、「ハンズオントレーニング—業務アプリ編—」を受講して参考にしました。
宮下:最近、店舗の取り組み共有系の活用は増えており、ぜひ「リトルチャレンジ」での活用も成功させていただきたい!と思いました。ハンズオンなども積極的に活用いただけて嬉しいです。
すかいらーくホールディングスでは約2年前、「Shopらん」サービスインの前に37個の業務アプリを作成しました。その際の準備においては、失敗もありました。
37個中10個くらいの業務アプリの「つくりなおし」が発生したことは結構痛かったです。この辺りの機能的な改善はドリーム・アーツさんには期待しますが…(笑)
現在では、業務アプリ作成における手戻りを極力減らすために、次のようなプロセスを経るようにしています。
これだけ見ればごく普通なプロセスなのですが、それぞれのフェーズにおいて気をつけたほうがよいと思ったことが次の内容です。
そして、今となっては45個の業務アプリが稼働しています。
アプリごとにアイコンを設定できるので、なるべく店舗の方が親しみやすく、わかりやすいアイコンにすることを心がけています!
宮下:完全にお客さまに自走していただいており、嬉しい限りです。お客さまの業務利用開始までのプロセスは、その際の苦労も含めてとても納得感があり、参考になりました!
三洋堂ホールディングスでは、いくつかの業務に業務アプリを活用していますが、今回はそのなかの2つをご紹介します。
1つ目は「店舗修繕依頼」です。
店舗から本部への申請時におこなっていたFAX業務を削減するために始めました。
業務アプリに移行してから、下記のような効果がありました。
さらに、本部はあがってきた申請をPDF化して外部業者に依頼するだけで済むので、業務効率化につながっています。
2つ目は「売場自慢コンテスト」です。
各店舗から、自慢の売場づくりを画像つきで共有してもらうものです。
これに「いいね」ボタンを活用して、「いいね」獲得数をもとに表彰をしています。
画像を一覧で表示できるので、どの店舗からどんな売場画像があがっているかが一目でわかるようになりました。
また、投稿に対するコメントをとおして、店舗同士のコミュニケーションが活性化されています。
宮下:どちらの業務もお客さまから「こういう使い方をしたい」とご要望をいただくことが多い業務です!とても上手に活用いただいていることがわかりました。FAXからの移行もとても効果的ですね。
「Shopらん/店舗matic」は店舗のToDo管理には効果的ですが、本部内のToDo管理には特化していないので、フクダの本部スタッフは「Trello」というToDo管理ツールを使用しています。
業務アプリ機能も使用していますが、店舗から本部への申請などがあった際には、自動的にTrello上で本部スタッフのToDoに登録されるように連携しています。
この連携には「GoogleAppsScript」を使っています。開発に若干のクセはあるものの、インフラコストをかけずに実現できる点はとても良いと感じています。
業務アプリへの登録文書が、Trelloに連携された画面イメージが以下です。
ただ、連携プログラム開発においてつまずいたポイントがいくつかありましたので、「Shopらん/店舗matic」へにはドキュメントやサンプルを充実させていただけると、とても助かると思いました!
宮下:業務アプリのWebhook連携はまだリリースから1年も経っていない機能にも関わらず、使いこなしていらっしゃるようで素晴らしい!そしてとても嬉しい!GoogleAppsScriptのことは認知はしていましたが、盲点でした。こういう活用例を拝見すると、連携例のサンプルをご用意するモチベーションがわいてきます!
宮下:最後にドリーム・アーツの平井から、最近のトピックスをご紹介しました!
みなさんのLTの内容にもありましたが、業務アプリを好事例の共有にご利用いただくケースが最近増えてきました。
それにあたって、写真をサムネイル表示されているケースも多くあると思います。
そんなときに便利な、一覧表示設定をリリースいたしました。
最後に、ハンズオントレーニング拡張のお知らせです。
業務アプリをどんどん活用したいという方向けに、トレーニングメニューを拡張して、「業務アプリ活用編」をご用意いたしました。
それ以外にも「回答フォーム編」や「売場ノート活用編」など、各機能に特化した内容のトレーニングを随時開催しています。
「Shopらん」をもっと使いこなしたい、活用を促進したいという方は、ぜひご参加ください!
全体をとおして、みなさんのLTと質疑応答でとても濃厚な情報交換がおこなわれました。また、LTのあとには交流会の時間もあり、少人数ならではのコミュニケーションがとれたと思います!
初開催の「ストコミュ!」にご参加くださったみなさんからは、とっても参考になったとコメントも。
ユーザーさまにどんどん活用いただけるように、今後も盛りあげていきたいという想いが強くなりました!
ドリーム・アーツでは、お客さま同士の交流を大切にしたユーザー会や「ストコミュ!」のほか、ハンズオントレーニングなどの定期的なセミナーをとおして「Shopらん/店舗matic」の活用や店舗運営改善をサポートしています。導入済みのお客さまも、これから導入を検討したいお客さまもぜひお気軽にご参加ください!
宮下:続いて、ユーザー様LTを4社連続でおこなっていただきました!ダイジェスト版でお届けします。